Sound & Silence

本多重夫の音楽、オーディオ、アートなどについてのプライベートブログ

CDも良い音で聴きたい!(番外編)- バランスケーブル接続でさらに変わった

『CDも良い音で聴きたい!』はCDプレーヤーとCDメディアの対策の話で終えるつもりだったが、ふと思い立ってCDトランスポートとDAコンバータを接続しているケーブルをバランス接続に変えたら大きく改善したのでその話を。 アンバランス接続とバランス接続 CD…

CDも良い音で聴きたい!(2)- CDメディアへの対策

前回のCDプレーヤーの音質改善に続いて、CDメディアそのものへの対策を試してみる。CDも1982年の登場から38年が過ぎており、その間に収録時間は65分から80分までに伸び、材質の研究も進んでいる。 僕が最初にCDプレーヤーを購入したのは、新譜がCDでしか発売…

CDも良い音で聴きたい!(1)- CDプレーヤーのセッティングを見直す

ハイレゾストリーミングの時代ではあるが、レコードだけでなくオールドメディアとなったCDもそれなりの枚数を所有しているし、別記事でも書いたように中古CDが手頃な価格になっていることもあり、CDできるだけ心地良く聴きたいので、いくつかの方法を試して…

四人囃子 / 一触即発 - 狂った初夏の陽射し

日本のロックを聴かないかというと、そうではない。一番初めはTVで見たモップスから外道、遠藤賢司、コスモスファクトリー、フラワートラベリングバンド、PYG、裸のラリーズや東京ロッカーズの頃は、フリクション、ヒカシュー、自殺、8 1/2、ボルシー、プラ…

ハイファイ堂レコード店の閉店セールでまとめ買い - バーゲンの罠に進んでハマってみる

ここ数年はオンラインで中古のオーディオ製品や中古レコード、CDの購入で利用していた名古屋を本拠とする「ハイファイ堂」のレコード店が(新型コロナウイルスで来客が減ったことも関係しているのか)GW中に突然5月末で閉店とのアナウンス。それで全品50%OF…

Ultravox! / Ha!-Ha!-Ha! - ささくれた心に染み込むサウンド

70年代英国パンクロックムーブメントというと、Sex Pistols が余りにも有名だが、ピストルズはファンションブティックのオーナー、マルコム・マクラーレンが仕掛けた所謂ブランドアンバサダーを目的とするロックバンドを出自としているのに過ぎないのではな…

フォノイコライザ E-250 の負荷容量設定の調整 - SHUREのカートリッジの適正値はどこか

ちょうど1年前に購入したLuxmanのフォノイコライザ E-250。その後でプリアンプ Marantz #7を購入したこともあって#7のフォノイコライザで聴く機会が多くなったが、やはりフォノイコライザ専用機のメリットはあるはずで、その辺りを試してみたくなった。 MMカ…

Crala Haskil / Konzerte Fur Kavier und Orchestra - ありのままのモーツァルトのピアニズム

僕はあまりモーツァルトは聴かない。嫌悪しているわけではないが存在が絶対視されてしまっていて、クラシック界のビートルズ的な存在であり、批判や異議申し立てを受け付けてくれないからだ。ベートーヴェンにもそうしたところがあるが、映画『レオン』の中…

INSIDE OUT / Nick Mason 著 - この本を読みながらピンク・フロイドをキャズム理論で考察

ピンク・フロイドのメンバーでドラマーのニック・メイソンが執筆した、A4サイズで300ページ以上に及ぶバンドと彼自身の自伝の本。この本が2004年に出版されたときに、どうせなら写真もきれいな豪華本でと思い購入したのだが、この重量の本になると寝る前にベ…

カケハシレコード - 音楽への愛情が伝わってくる通販ショップでの買い物

中古レコード価格が高騰していることもあって価格的にこなれているCDも良いかなと思い始めている。ストリーミングのApple Musicも利用していて、それはそれで色々聴けていいのだが、僕が好きな1960年代、1970年代のニッチなジャンルになると収録されていない…


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