Sound & Silence

本多重夫の音楽、オーディオ、アートなどについてのプライベートブログ

アナログプレーヤーのアースの重要性を再認識

30年以上使っているマイクロのアナログプレーヤー BL-77。これまで、アームからプリアンプのフォノ入力やフォノイコライザーの接続するときにアームケーブルのアースは必ず接続していたが、アナログプレーヤー本体のアースについては無頓着で、ずっと何もつながないで使ってきた。

久しぶりに最近のオーディオ雑誌を見ると、アースについての話題が少なくなく、仮想アースというデバイスまで登場している。拙宅ではオーディオ用のコンセントを専用のホスピタル規格のものに変更したときに地面にアースを打ってもらっているのでアースの条件としては悪くないはず。

それならアナログプレーヤー本体もアースをちゃんと接続してみようということで、Pole Starというオーディオ品質の純銀コートのOFCケーブルを使ったアース線を奮発して購入してみた。 今日到着したので早速、プレーヤーとプリアンプのアースの間をつなぐ。その効果は意外なほど良かった。音像がシャープにフォーカスするようになり背景の静寂感が増した。ざわつきが無くなって音の品位が格段に向上している。どうしてアースで音質が改善するのかの理論はわからないが、やっぱりプレーヤーのアースが重要であることは確かなようだ。


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