Thinking is The Form

本多重夫の音楽、オーディオ、アートなどについてのプライベートブログ

SHURE V15 Type3 の交換針を変えて音質の違いを楽しむ

以前、「SHURE M75ED カートリッジ - 針交換で音質を変えて楽しむ」という記事を書いたが、SHURE V15 Type3カートリッジを山本音響工芸のカーボンシェルに取り付けてから、がぜん好みのサウンドになってきたので、V15 Type3でも交換針の種類を変えてサウンド…

The Band / Music from Big Pink - 救いのない世界へ向けた絶望的な絶叫

実は僕はごく最近になるまで「名作」と呼ばれるアルバムを聴くことをずっと避けていた。その理由はその「名作」に過去、あまりに多くのおひれが付いてしまっているから。 1960年代から80年代の日本のロックジャーナリズムは、英語のハンディ(アーティストと…

Harbie Mann / Stone Flute - アンビエント ジャズとしての先駆的作品

ハービー・マンは米国出身のジャズフルート奏者で、1960年代から70年代にかけてフュージョンの先駆けというか、ブラジル音楽などのワールドミュージックをマシュアップしてジャズに取り込み、ジャズからポップミュージック、ダンスミュージックの領域で成功…

中古レコードの落書きの面白さ - レコードの物語の一部になること

中古レコードを購入するときに新品同様というのはそれなりに良いけれど、僕は中身がちゃんと聴ければそれでいい派なので、ちょっとジャケットが傷んでいたり、書込みがあっても価格が手頃なら気にしない。むしろ、前オーナーの人柄が伝わってくるようで、面…

iPadOS Beta7 をテスト導入 - 使い勝手を大きく改善

今秋正式リリース予定のiPadOSが開発者向けBetaのバージョンが7になり、安定度も増したようなので、使っているiPadPro 12.9inch(第3世代)にインストールしてみた。 今回からiPhone向けのiOSとiPadOSが分離して、iPadOSの方はスマートデバイスというよりもi…

Scott Walker / 4 - 不安な時代に共鳴するスコット・ウオーカーの歌声

最近買ったレコード6枚目の話。7月に以前から気になっていた60年代のポップシンガー、スコット・ウォーカーのアルバムを中古4枚まとめてジャンク扱いの4枚2,000円の廉価で販売しているサイトがあったので思わず購入。 僕がスコット・ウォーカーを意識するよ…

Woodstock Music Festival から50年 - 当時のライブ音源を聴いて

今年(2019年)の8月15日で、あの1969年の「愛と平和の音楽の祭典」だった Woodstock Music Festivalから50周年になる。当時のプロモーターが50周年で再度フェスティバルを開催する話もあったようだが、資金難で結局中止となった。米国でも夏フェスは増えた…

Andante Largoの『Weefolk Board』オーディオボードを試聴 - 重いことがいいことではないことを実感

もう30年以上使っているMicro BL-77のターンテーブルを他のものに変える気は全くないのだが、もう少しグレードをあげる方法はないかとオーディオ雑誌を読んでいたら、ターンテーブルの下に専用のオーディオボードを置く比較レビューが載っていた。 その記事…

Rolling Stones / Their Satanic Majesties Request - ローリング・ストーンズの「幼年期の終わり」

最近買ったレコード5枚目の話。このローリング・ストーンズが1967年12月にリリースした『Their Satanic Majesties Request』は、彼らのベストのアルバムではないが、Summer Of Loveの1967年の最後に相応しいアルバムといえるだろう。 同年6月にはビートルズ…

UFO / UFO 1 - 怖いもの知らずのアングラ スペースロック

最近買ったレコード4枚目の話。口だけの人面岩が宇宙空間を漂っているという趣のちょっとイケテいないこのジャケットは、英国ハードロックバンド「UFO」が1970年にリリースしたファーストアルバム。 「UFO」は数年後に当時19歳のドイツ出身ギタリストのマイ…