Sound & Silence

本多重夫の音楽、オーディオ、アートなどについてのプライベートブログ

Design

マルゲリータ / レコードスタンド - アルバムカバーアートを鑑賞しならが聴く

レコードをかけているときに、アルバムジャケットをのせて置くいいスタンドはないかとしばらく前から探していた。昔はよくレコード店のレジの近くで「只今再生中のレコード」としてジャケットが立てかけられていた、そんな感じのもの。 ただ、プラスチックや…

Brian Eno / Rams - イーノの久々のサウンドトラック - 2020年レコードストアディの買い物

『Record Store Day(レコードストアディ)』というのは、元々は2007年4月に米国の地方都市のレコードストアコミュニティで始まったイベントでショップでアーティストやファンが交流するものだったが、翌2008年からはレコードストアディのための特別なアルバ…

Nakamichi CD-4 - 1990年代のリマスタリングを堪能する

年末年始の整理ではないが、もう何年もずっと使っていなかった ナカミチのCDプレーヤー 『CD−4』を物置きなってるロフトから下ろしてきた。もしまだ動作するなら廉価でも売却するし、動かないなら粗大ゴミで処分しようかと。それで、一度電源につないでONに…

Ornette Coleman / Free Jazz - 衝突でなく融和する創造性

1960年12月にニューヨークで録音され、1961年にリリースされたオーネット・コールマンの「Free Jazz - Collective Improvisation」とタイトルされたアルバムは、なんといってもジャケットデザインが斬新で素晴らしい。 それまでのジャズアルバムのカバーと言…

姿勢としてのデザイン / アリス・ローソーン著 - デザインは単なる形ではなく態度である

タイトルに「姿勢」という言葉があるが、原題は 「Design as an Attitude」。Attitude - つまりどんな態度やアプローチを取っていくのかと言うこと。著者はニューヨークタイムス紙でデザインコラム(新聞にデザインについてのコラムがあるという時点で文化の…

時のかたち - 事物の歴史をめぐって / ジョージ・クブラー著 - アート、デザインへの新たな視点

2000年以降のAppleの大成功もあって、今日ほどビジネスから日常まで「デザイン」や「アート」の重要性について語られることは、この数十年なかった現象。誰もが日常的に操作するスマートフォンはもちろん、スプーン1本までそのデザインが重要視される。店舗…

見た目のわかりやすさに囚われず、具象と抽象の間で心で感じること

「わかりやすい」ことが重要視される具象化の時代 21世紀になってからこの20年近くは、ビジネスやデザインをはじめ、日常生活のいろんな分野において、「直感的であること」「わかりやすいこと」が非常に重要視されてきた。ソーシャルメディアを筆頭にあらゆ…


© 2019 Shigeo Honda, All rights reserved. - 本ブログの無断転載はご遠慮ください。記事に掲載の名称や製品名などの固有名詞は各企業、各組織の商標または登録商標です。