Thinking is The Form

本多重夫の音楽、オーディオ、アートなどについてのプライベートブログ

MICRO BL-77 ターンテーブルのベルト交換

僕のオーディオシステムの中で最も古いのが、このマイクロ精機製のBL-77ターンテーブルとAudio CraftのMC-300もトーンアームを組み合わせたプレーヤー。1983年頃に購入したので30年以上経過している。このターンテーブルは10年ほど前にモーターの回転がおか…

スピーカー LS-1000の猫対策

「猫とオーディオと暮らす」で書いたが、ケーブル類に限らず猫がいるといろいろ気をつけないといけないことがある。 スピーカーではサランネット。爪とぎではないが、角に爪を引っ掛けて遊んだりする。そのため以前のスピーカーのネットはこんな無残な姿に。…

東芝音楽工業の赤盤 - 「赤盤は音がいい」というのは都市伝説なのか

東芝から独立した東芝音楽工業は60年代から70年代始めにかけて赤い色のレコード「赤盤」を出していた。クラッシック、ジャズ、ロック、歌謡曲などのジャンルを問わずLPもシングルも赤いレコードでリリースされていた。僕がレコードを自分で買い始めた1972年…

舌下免疫療法はスギ花粉症対策に有効なのか - ずいぶん楽になった

僕は20代後半から花粉症を発症しているが、昨年(2018年)春の花粉シーズンがとてもつらく、鼻水とか目の痒みだけでなく、全身の倦怠感や微熱が続くなど、生活や仕事に支障がでそうな状態だった。 そこで本格的な治療方法を探していたら、通院している病院の…

トリオ LS-1000 スピーカー - 当時の国産スピーカーエンジニアの努力が伝わってくる

このブログのスピーカーエッジの硬化対策の記事で書いたように、この20年近くトリオの1970年代後半のJL−3700という2ウェイスピーカーを使っていたが、もし手頃な価格で良い製品があればスピーカーを買い替えようかと考えていた。漠然と70年代製のJBLはどうか…

Joy Division / Still - 美しい影を背負った音楽

十数年ぶりに、Joy Divisionのアルバム「Still」をターンテーブルにのせた。Joy Divisionというグループは70年代終わりのパンクムーブメントの中で数年しか活動しなかったが、当時23歳だったリーダーのイアン・カーティスの自殺がこのグループに、忘られぬ刻…

JICOの交換針の音質はいかに? - 加工精度の高さが音質を支える

兵庫県に本社のあるJICO(日本精機宝石工業株式会社)は、SHURE、Audio Empier など海外・国内合わせて30社(ブランド)以上のMMカートリッジの交換針を提供していることで知られているが、交換針の専業メーカーということでなく、高い精度のダイヤモンドの…

Last 4 スタイラスクリーナー - 針先クリーナーで高音質化

安心して良い音でレコードを聴くには、カートリッジの針先クリーニングが欠かせない。いつもは何枚か聴くとブラシで掃除したり、週一回、カートリッジをローテーションするときにスタイラスクリーニング液できれいにしていた程度。 これまで使っていたクリー…

合研ラボのフォノイコライザ - 価格を超えた魅力

今回は昨年(2018年)の夏から使い始めた合研ラボというメーカーのフォノイコライザの話。合研ラボは、個人で運営されているフォノイコライザの製作会社。「ガレージメーカー(Garage maker)」という書き方をされることが多いが、僕のこの表現はあまり好き…

猫とオーディオと暮らす - 気をつけておきたいこと

「猫とオーディオと暮らす」とタイトルをつけてみたが、「猫と安全に暮らす」ということについて書いてみる。僕が飼っているのはノルウェージャンフォレストキャットだが、元来、猫は紐のようなものが大好きな生き物で、じゃれるだけでなく、とにかく噛んで…

Apple Musicを高音質で楽しむ - USB DACへの接続

ストリーミングサービスは音楽ソースとしてすっかり主流になった。FM放送をカセットにエアチェックしていた世代としては、月額1000円程で膨大な音楽ライブラリを好きな時に聴けるわけで、テクノロジーの進歩は偉大である。 僕がApple Musicを利用しているの…

見た目のわかりやすさに囚われず、具象と抽象の間で心で感じること

「わかりやすい」ことが重要視される具象化の時代 21世紀になってからこの20年近くは、ビジネスやデザインをはじめ、日常生活のいろんな分野において、「直感的であること」「わかりやすいこと」が非常に重要視されてきた。ソーシャルメディアを筆頭にあらゆ…

はてなブログを選んだ理由 - iPadProでの更新が最適なブログ

過去いくつかのブログサービスを利用してみて、昨年の終わり頃からこの「はてなブログ」に落ち着いている。 ブログサービスに求めていたもの 僕にとってのブログは個人的に書き続けるための場所。ある種のアウトプットではあるけど、ジョギングやウォーキン…

ちょっと懐かしいS字アームには、それでしか聴けないサウンドがある

最近のオーディオ用ターンテーブルは、DJ用を除けばストレートアームが主流。S字アームはほとんど見なくなった。70年代からあるような歴史の長い製品をのぞけば、単体のトーンアームもストレートかJ字タイプがほとんど。 その理由はいくつかありそう。ストレ…

キース・ジャレット / ケルンコンサート - 寒い1月の音楽

新年早々、何を聴こうかとターンテーブルにのせたのが、このキース・ジャレットの「ケルンコンサート」の2枚組のアルバム。冷えた部屋の空気が透明感のあるピアノ音で満たされる。 ふとジャケットを見えると、このアルバムのレコーディングは1975年1月24日。…

Marantz Model 170DC パワーアンプ - やっぱりセパレートアンプは風格が違う

1977年製のプリアンプ Marantz Model 3250を導入した数ヶ月後に同じ中古ショップのハイファイ堂でそのペアとなるパワーアンプ Model 170DCが出たので、これは迷わずに購入。それまでは、Model 3250のプリアウトをプリメインアンプのAtoll IN100SEのバイパス…

アナログプレーヤーのアースの重要性を再認識

30年以上使っているマイクロのアナログプレーヤー BL-77。これまで、アームからプリアンプのフォノ入力やフォノイコライザーの接続するときにアームケーブルのアースは必ず接続していたが、アナログプレーヤー本体のアースについては無頓着で、ずっと何もつ…

ビンテージスピーカーのエッジの硬化対策 - 低音が出ない原因はエッジの硬化

今メインで使っているのは、1970年代後半にトリオ(現KENWOOD)から発売されたJL-3700という20センチウーファーと5センチツイーターの組み合わせのフロアスタンド付きのスピーカー。実はこれは僕のものではなく、妻が学生時代に中古で購入したもの。僕はと言…

クリーンメイト ARMMATE IQ1100A - アナログレコードはバキューム式クリーニングマシンで洗浄すると、そのポテンシャルを100%発揮してくれる

2018年の最も良かった買い物はこのクリーンメイトのバキューム式のレコードクリーニングマシン。2番目に良かった買い物が ビンテージの Marantz Model 3250プリアンプ とそのペアになるパワーアンプで、この2つを手に入れたことでレコードを聴く楽しみが完全…

CANOPY - フレキシブルなiPadPro用キーボードケース&スタンド

iPadPro用の良いキーボード探し iPadProで仕事をしていると、書類を書いたり翻訳をしたり、打ち合わせでメモをとったりと、やはりキーボードを使うことは多い。簡単なタイピングだけならソフトウェアキーボードでも充分だが、長い時間タイピングすると外部キ…

Audirvana Plus 3.xの詳細設定で音質を追い込む

Aurdiruvana Plusとは 今ではmacOS用の高音質再生アプリケーションとしてスタンダードとなったAudirvana。フランス人の Damien Plisson氏によって開発され、2012年ごろまではオープンソース化されていて無償版のAudirvana Freeと機能拡張した商用版が存在し…

Marantzの古いアンプにはウッドケースがよく似合う

気持ちよく音楽を聴かせてくれる Marantz Model 3250 コントロールアンプだが、1977年の発売当時はウッドケースがオプションであった。ウッドケースは単に見栄えだけでなく音質的も良い効果が得られるとよく言われている。 気に入ったアンプだし、せっかくだ…

学芸大学 「サテライト」 - 昔ながらの街の中古レコード屋さんの趣きが残るお店

昨日の土曜日の午後は天気も良かったので、数ヶ月ぶりに散歩を兼ねて学芸大駅近くにある中古レコード店の「サテライト」へ出かける。お店は70年代、80年代の街の中古レコード屋さんのたたずまいで、それだけでも居心地がいい。店主は以前は三鷹の「パレード…

iPadPro - コンピューターであることを意識し始めた

今回のフルスクリーン、FaceID対応のiPadProのリニューアルはiPadProが「普通の製品」になるターニングポイントかもしれない。 個人的にiPadは初代からずっと使っているし、iPadProも2015年の最初のモデルから仕事でもプライベートでも利用してきた。 iPadPr…

Marantz Model 3250  - ビンテージアンプの魅力に触れる

もう5年以上使っているプリメインアンプのATOLL IN100seは端正なサウンドでに大きな不満があるわけではないが、古いSHUREのカートリッジでレコードを聴く楽しみを覚えてしまうと、60年代、70年代のロックを聴くには当時のアンプで聴くとどうなるのか、興味が…

SHURE V15 TYPE III - 70年代を代表するビンテージカートリッジ

ココが不思議そうに見ているこの発泡スチロールの中に入っているのは、オーディオユニオンの中古サイトで購入したビンテージのSHUREのカートリッジ、V15 TYPE IIIが入っている。このカートリッジはオリジナルのケースがなかったので、こんな形で送られてきた…