Sound & Silence

音楽、オーディオ、アートなどについてのプライベートブログ

Music

SHURE M44G, M44-7のデットストックを購入 - なんとなく持っておきたい気分

米国SHUREの国内代理店の完実電気のアウトレットサイトで、倉庫で見つかったデッドストックのM44G, M44-7等のカートリッジや交換針の販売が開始されるとの記事をオーディオ関連情報のサイトで見て、購入することにした。 M44G, M44-7の価格は、それぞれ17,60…

レコードを濡れた状態で再生するウェットプレイバック - レコード再生のタブーを破る

レコードを濡らした状態で再生するとノイズが少なくて音がよい、というのは昔から一部で言われていて、実際にそうしたアクセサリーが販売されていたこともあった。今回はそんな話。でも、危険な方法なので、以下の注意事項を一読を。 注意・免責:本記事で紹…

Eric Burdon & The Animals, Julie Doriscole, Joe Boyd - Summer of Love の香りが残る1960年代末

また、1960年代の音楽のCDについて。カケハシレコードのCDバーゲンは続いていて、1枚700円以下で色んなものが出てくる。今回入手したのはこの3枚。 前回も書いたが、1960年代の音楽の魅力は「無垢で自由な精神の発露」にあって、ロックがビッグビジネスにな…

Cream, Nice, Steve Jansen, Spiritsなど - 1967年から2017年までのいろんな中古CD, LPを買う

少し前に、Appleが選択したポピュラー音楽ベスト100という企画あったけれど、2000年までのいわゆるオールドロックの類はチャートにパラパラとあるだけで、名前を知っているだけか全く知らないものが多かった。元からそうだが、いかに自分がメインストリーム…

AKG K371-BT-Y3 密閉型Bluetooth ヘッドホン - 解像度が高く色付けのないフラットな音

普段、仕事をするときや音楽制作をするときはFostexのデスクトップスピーカーを使っていて、それなりに良い音で気分良く過ごせている。音楽制作でも、最初の段階では、細部の表現よりも低音が効いている音をスピーカーで大きめに鳴らしながら、いろいろ試行…

ハイレゾストリーミング とCD-R のどちらが高音質? -情報量のストリーミング、音楽に実態感のあるCD-R

最近リリースされる作品はCDとレコードが同時にリリースされる、あるいはカセットまでリリースされて、多様なフィジカルメディアが選択できるのはいいのだけど、インフレと為替レートの影響もあって価格が高騰している。 いつまでも昔ながらのLP1枚 2,500円…

Godspeed You! Black Emperor / Yanqui U.X.O. - 困難な時代に光を灯す音楽

最近、このGodspeed You! Black Emperor の「Yanqui U.X.O.」のアナログ盤2枚組を入手したのでその話。僕が2000年過ぎに最初にポストロックというジャンルを意識するきっかけは、このGodspeed You! Black Emperorという名前のカナダのグループだった。 日本…

claire rousay / sentiment - エモーショナルな風景を描き出すカタリストとしての音楽

少し前にライブの映像を見てから注目していたclaire rousay、 ニューアルバムの「sentimentl」は高い評価を得ている。全体のトーンは、そのライブと同じように声やフィールドレコーディングを含むアンビエントなサウンドに、ソフトでフォーキーな彼女の低い…

AM/FM USA / Phil Geraldi - 架空のノスタルジックドライブ イン アメリカ

最近、仕事中によくストリーミングで聴いているのが、このアルバム。 もう30年以上前の話。僕は運転免許がないので自分でアメリカで運転したことはないが、現地のコーディネーターが運転するクルマで取材先のカンファレンスの会場まで移動したことは何度もあ…

International Harvester / Harvester / Träd, Gräs & Stenar - 共同体幻想の見果てぬ夢のサイケデリックロック

最近、カケハシレコードで、1960年代〜70年代のスウェーデンのヒッピーグループ、「Harvester(International Harvesterから名前を縮めたもの)」の中古CDを購入して、聴きながらいろいろ思うことがあったのでその話を。 僕が最初に「International Harveste…

DOORS、MUSIC MACHINE、JANIS JOPLIN、ROGER WATERS etc. - なんだか中古のCDは安くてよい

相変わらずCDを買っている。別に前衛ばかりでなく、オールドロックのCDも。少し前にもカケハシレコードのサイトで バーゲンをしていたので、500円から800円くらいものばかり少しまとめて買ってみた。 MUSIC MACHINE/TURN ON (2007 remaster) Music Macchine…

Soaringtortoise - 飛翔する亀の音の旅 - 憧れと郷愁

これも最近YouTubeでよく見ているものの話。ひとつのことをずっと追求し続ける、やり続けるというのは、簡単なようでいて難しい。好きなことであってもそれを続けるていくには、ある種の胆力のようなものが求められる。普通は、どこかでそれを諦めたり、やめ…

Apple HomePod スピーカー - 就寝時の耳鳴りの友として。でも選曲をどうするか?

年齢を重ねるごとに耳鳴りが気になる。それは、ライブハウスで大音量のバンドを見た後の帰りで耳がずっと「キーン」と鳴っている状態が24時間続くようなもの。最初の頃は左耳だけだったが、今では右耳の側も同じ状態で、疲れが溜まったりすると、「ガサガサ…

Bad Amputee / Convenience Kills - 無垢な精神の音楽

bandcamp.comやYouTubeは新しい音楽を発見する場所として自分の中で定着しつつある。今回紹介するのは、英国ニューキャッスルを拠点するとトリオのBad Amputee(「酷い四肢切断」の意)。バンド名からはノイズかハードコアバンドを思わせるが、これが、まる…

Marantz Model 250 - 音楽がスピーカーから吹き上がってくるパワーアンプ

最近オーディオの記事を書いていないが、夜はMarantz 7で相変わらずレコードやCDをかけて聴いている。パワーアンプは70年代後期の中堅パワーアンプのModel 3250。これは抜け良いサウンドで気に入っているのだけど、左チャンネルのボリュームにガリが出始めて…

All Life Long / Kali Malone - 単に美しいだけではすまされない音楽

最近よく聴いているKali Maloneの新しいアルバムの話。 あるアーティストの作品を聴き続けていて、ある時、それとは離れた存在と思って聴いていたアーティストとコラボレーションで結びつくことがある。同じ人間が聴いているわけだから、何らのベクトルが似…

When you leave home, don’t forget about behind you/ Ear has No Lid - 踊れない強いリズムは何に共振すればいいのか?

自分で作る音楽の3作目を公開。僕にはひどいリズム音痴なところがあって、踊るようなビートの音楽は昔から作れない。聴くのも苦手な方で、ミドルテンポならともかく、最近の130 bpmを超えるEDMようなテンポになると苦痛になってくる。 でも、いろいろなパー…

2024年2月・最近ストリーミングで聴いたもの、見たもの - Six Organs Of Admittance, Vidna Obmana, 衛星テレビ, Groupers etc.

FOTEXのデスクトップスピーカーを買ってから、MacBookProやiPadProで仕事や雑務をしながら、ストリーミングを聴いたり見たりしている。そんな中で印象に残ったものについて。 Six Organs Of Admittance / Sleep Tone (2020) 新しいものはhiroshi-gongさんの…

学芸大学「サテライト」 - 小さなお店はいい - Ornett Coleman, NewYork Dolls, Janis Joplin, Television etc.

これも久しぶりに学芸大の「サテライト」に出かけてみた。気分が盛り上がらなかった関内のDisku Unionとは違い、個人でやっている小さなお店ならではよさを実感。店主と売っているものとの結びつきがあるというか、CDやレコードが売り物としてただ棚に放り出…

二度目の関内のDisk Union - Hawkwind、Paul Giger、Brian Auger、Radian etc - 気の向くまま

また所用で横浜方面に出かけたので関内のDisk Unionを再訪問。結局リアルな店舗での買い物は、前回この店に来て以来。でも、ショップに入っても以前のような高揚感のようなものは感じなくなっている自分がいる。もう、あれもこれも聴いてみたいは、ストリー…

Terminal Beach(終着の浜辺)/ Ear has No Lid - 40年ぶりに自分で音楽を作る

この年末年始は、絶対仕事はしないと決めて、自分のために時間を使うことにした。それで取り組んだのが、もう一度自分で音楽を作ること。 昔話になってしまうが、1979年の夏にKORGのMS-20を買い、次にRolandのSH-02を、そして、TEACのミキサー付きの4Trカセ…

Einstein on the beach / Philip Glass - 大晦日の新しい習慣にしたい

フィリップ グラスの『Einstein on the beach(浜辺のアインシュタイン)』は、1976年に初演された3時間半位およぶ4幕のオペラというか音楽劇で、ミニマルミュージックの大きな可能性を開花させた革新的で歴史的な作品。初演から50年近い時間を経て、ようや…

河边走 The river, Orchestration, Walkman! - 世界同時多発的即興演奏!

また、bandcamp.comの話。最近仕事をしているときに、日替わりの「bandcamp daily」のプレイリストを聴くことが多い。デスクトップのスピーカーでなんとなく聴いている感じではあるが、時に仕事の手を止めて聴き入ってしまうときがある。 この「河边走 The r…

Power Failure / 75 Dollar Bill - 都市のフォークロア

僕の中では、近年、LOW(残念なことにドラマーのMimiの死亡によりもう聴けなくなってしまったが)と並んで重要な存在なのが、このニューヨークを拠点として Che Chen (guitar)と Rick Brown (drums) の二人でニューヨークを中心に活動する、75 Dollar Bill。…

Waterworks 2023: Festival of Experimental Sound - エクスペリメンタルミュージックの豊かな音世界

YouTubeにはいろんな音楽イベントのアーカイブがあって面白い。特に日本では知る術もないマイナーでエクスペリメンタルなアーティストを集めたイベントを見ることができるのは嬉しい。そんな中で最近見たのが、この「Waterworks 2023 – A Festival of Experi…

Relativiteit Van de Omgeving / David Edren - 雨上がりの朝の空気のような音楽

最近、夜が遅くなって寝る前によくターンテーブルにのるのがこのアルバム。このDavid Edrenのプロフィールはよく分からないが、サイトを見るとオランダのメディアーティストでシンセサイザー奏者。このアルバムのジャケットで使われている写真も全て彼が撮影…

Systemic / Divide and Dissolve - 音楽が聴き手を揺さぶり世界を変えることができるか?

( Bandcamp.comの画像を引用) ときどき予想しなかったところから新しい音楽に出会うことがある。このDivide and Dissolveというオーストリア、メルボルン出身の女性二人組のグループもそのひとつとなった。 きっかけは、先日記事に書いたChelsea Wolfeの202…

512 / William Eggleston - 黄昏時の美しさ

以前、記事に書いたアメリカを代表する写真家、William Egglestonのまさかのセカンドアルバムがリリースされた。1枚目はKorg M1をバッハ風のフリーフォームで弾いていくものだったが、この2枚目は最初の1曲以外はスタンダードナンバーを、それもかなり自由に…

Chelsea Wolfe - Apokalypsis / Pain is Beauty - 暗い安息の中で

2000年を越えてから、30年前には想像しなかったような暴力が世の中に溢れている。戦争は最も巨大な暴力だが、テロ、暗殺、銃の乱射、無差別殺人も。その暴力の背後にあるのが人間の内面に潜んでいる暗い感情で、それは一部の特殊な人の中にあるものでなく誰…

関内のDisk Unionでの買い物 - Mick Karn、Keith Jarret、Velvet Underground etc. 古いもの、探していたもの

1ヶ月ほど前に所用で横浜方面に出かけた時に、初めて関内のDisk Unionに寄ってみた。平日だったけど年配のお客さんが多いのは同じ店舗内にJAZZ館エリアがあるからか。壁には数万円〜10万円以上の価格のジャズアルバムが並んでいた。以前訪れた日本のハードコ…


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