Thinking is The Form

本多重夫の音楽、オーディオ、アートなどについてのプライベートブログ

Hifi

Luxman E-250のアーティキュレイター機能でカートリッジをリフレッシュ

先日記事にしたようにV15 type IIIが良くなったに比べて、同じ SHUREのM75EB Type2のカートリッジのサウンドが今一つ。レンジが狭く覇気がない感じの音で、以前のような鳴りの良さが後退してしまっている。中古で購入したビンテージものなので経年変化なのか…

SHURE V15 Type3 の交換針を変えて音質の違いを楽しむ

以前、「SHURE M75ED カートリッジ - 針交換で音質を変えて楽しむ」という記事を書いたが、SHURE V15 Type3カートリッジを山本音響工芸のカーボンシェルに取り付けてから、がぜん好みのサウンドになってきたので、V15 Type3でも交換針の種類を変えてサウンド…

Andante Largoの『Weefolk Board』オーディオボードを試聴 - 重いことがいいことではないことを実感

もう30年以上使っているMicro BL-77のターンテーブルを他のものに変える気は全くないのだが、もう少しグレードをあげる方法はないかとオーディオ雑誌を読んでいたら、ターンテーブルの下に専用のオーディオボードを置く比較レビューが載っていた。 その記事…

Audirvana 3.5 - 一新されたインターフェースと再生エンジン

ここずっとアナログばかりに没入していて、久しぶりにMacminiを起動してAudirvanaを再生しようとしたら、4月に大きなバージョンアップがあったことを今頃になって知ることになり、ちょっとした浦島太郎気分。デジタルの世界は変化が速い。 Audirvanaは 3.5に…

山本音響工芸 カーボン製ヘッドシェル HS-4S -  SHURE V15 Type3との組み合わせでレコードの音を全て出すかのよう

以前、山本音響工芸のアフリカ黒檀のヘッドシェルは紹介したが、今度はSHURE V15 Type3用に同社のカーボン製のヘッドシェルを導入してみた。 きっかけは、黒檀のヘッドシェルにつけたV15 Type4は、美音でバランス良く鳴っているのに比べると、アームの標準ア…

実用オーディオ学 / 岡野邦彦 著 - オカルトオーディオからの脱脚(なるか?)

アマチュアの自費出版のような雰囲気の本だが、出版元は学術系の出版社で著者は工学博士で大学の教授を務めた人物。自身もかなりのオーディオマニア。本書の冒頭に載っている彼のシステム構成を見ればかなりのハイエンドマニアであることがわかる。 本書のサ…

山本音響工芸 アフリカ黒檀製ヘッドシェル HS-1As - 素材の性質は音に出る

アナログディスクの再生というのは微小な振動を増幅していく。まずカートリッジでレコードの溝を通過する針先の物理的な振動が電気的な信号に変換される。その後のフォノイコライザーでRIAA補正がされた後、アンプでの何万倍にも増幅されてスピーカーで再生…

SHURE M75ED カートリッジ - 針交換で音質を変えて楽しむ

SHUREのカートリッジというと、70年代のMMカートリッジのリファレンス的な存在で、ベストセラーだった V15 Type IIIの人気は今でも高い。当時約3万円の定価で実売は2万円円前後だったが、近年のアナログブームや往年のオーディオファンにも高い人気を反映し…

Luxman E-250 - 美音のフォノイコライザー

スピーカーをLS-1000に変えてから、合研ラボのフォのイコライザーだと、低域の量感にちょっと物足りないところが出てきた。全体としてはいいフォノイコライザーで中高域はキレイでいいのだが、低い方の力感が足りない。それで他の候補を探してみることに。 …

MICRO BL-77 ターンテーブルのベルト交換

僕のオーディオシステムの中で最も古いのが、このマイクロ精機製のBL-77ターンテーブルとAudio CraftのMC-300もトーンアームを組み合わせたプレーヤー。1983年頃に購入したので30年以上経過している。このターンテーブルは10年ほど前にモーターの回転がおか…

スピーカー LS-1000の猫対策

「猫とオーディオと暮らす」で書いたが、ケーブル類に限らず猫がいるといろいろ気をつけないといけないことがある。 スピーカーではサランネット。爪とぎではないが、角に爪を引っ掛けて遊んだりする。そのため以前のスピーカーのネットはこんな無残な姿に。…

東芝音楽工業の赤盤 - 「赤盤は音がいい」というのは都市伝説なのか

東芝から独立した東芝音楽工業は60年代から70年代始めにかけて赤い色のレコード「赤盤」を出していた。クラッシック、ジャズ、ロック、歌謡曲などのジャンルを問わずLPもシングルも赤いレコードでリリースされていた。僕がレコードを自分で買い始めた1972年…

トリオ LS-1000 スピーカー - 当時の国産スピーカーエンジニアの努力が伝わってくる

このブログのスピーカーエッジの硬化対策の記事で書いたように、この20年近くトリオの1970年代後半のJL−3700という2ウェイスピーカーを使っていたが、もし手頃な価格で良い製品があればスピーカーを買い替えようかと考えていた。漠然と70年代製のJBLはどうか…

JICOの交換針の音質はいかに? - 加工精度の高さが音質を支える

兵庫県に本社のあるJICO(日本精機宝石工業株式会社)は、SHURE、Audio Empier など海外・国内合わせて30社(ブランド)以上のMMカートリッジの交換針を提供していることで知られているが、交換針の専業メーカーということでなく、高い精度のダイヤモンドの…

Last 4 スタイラスクリーナー - 針先クリーナーで高音質化

安心して良い音でレコードを聴くには、カートリッジの針先クリーニングが欠かせない。いつもは何枚か聴くとブラシで掃除したり、週一回、カートリッジをローテーションするときにスタイラスクリーニング液できれいにしていた程度。 これまで使っていたクリー…

合研ラボのフォノイコライザ - 価格を超えた魅力

今回は昨年(2018年)の夏から使い始めた合研ラボというメーカーのフォノイコライザの話。合研ラボは、個人で運営されているフォノイコライザの製作会社。「ガレージメーカー(Garage maker)」という書き方をされることが多いが、僕のこの表現はあまり好き…

猫とオーディオと暮らす - 気をつけておきたいこと

「猫とオーディオと暮らす」とタイトルをつけてみたが、「猫と安全に暮らす」ということについて書いてみる。僕が飼っているのはノルウェージャンフォレストキャットだが、元来、猫は紐のようなものが大好きな生き物で、じゃれるだけでなく、とにかく噛んで…

Apple Musicを高音質で楽しむ - USB DACへの接続

ストリーミングサービスは音楽ソースとしてすっかり主流になった。FM放送をカセットにエアチェックしていた世代としては、月額1000円程で膨大な音楽ライブラリを好きな時に聴けるわけで、テクノロジーの進歩は偉大である。 僕がApple Musicを利用しているの…

ちょっと懐かしいS字アームには、それでしか聴けないサウンドがある

最近のオーディオ用ターンテーブルは、DJ用を除けばストレートアームが主流。S字アームはほとんど見なくなった。70年代からあるような歴史の長い製品をのぞけば、単体のトーンアームもストレートかJ字タイプがほとんど。 その理由はいくつかありそう。ストレ…

Marantz Model 170DC パワーアンプ - やっぱりセパレートアンプは風格が違う

1977年製のプリアンプ Marantz Model 3250を導入した数ヶ月後に同じ中古ショップのハイファイ堂でそのペアとなるパワーアンプ Model 170DCが出たので、これは迷わずに購入。それまでは、Model 3250のプリアウトをプリメインアンプのAtoll IN100SEのバイパス…

アナログプレーヤーのアースの重要性を再認識

30年以上使っているマイクロのアナログプレーヤー BL-77。これまで、アームからプリアンプのフォノ入力やフォノイコライザーの接続するときにアームケーブルのアースは必ず接続していたが、アナログプレーヤー本体のアースについては無頓着で、ずっと何もつ…

ビンテージスピーカーのエッジの硬化対策 - 低音が出ない原因はエッジの硬化

今メインで使っているのは、1970年代後半にトリオ(現KENWOOD)から発売されたJL-3700という20センチウーファーと5センチツイーターの組み合わせのフロアスタンド付きのスピーカー。実はこれは僕のものではなく、妻が学生時代に中古で購入したもの。僕はと言…

クリーンメイト ARMMATE IQ1100A - アナログレコードはバキューム式クリーニングマシンで洗浄すると、そのポテンシャルを100%発揮してくれる

2018年の最も良かった買い物はこのクリーンメイトのバキューム式のレコードクリーニングマシン。2番目に良かった買い物が ビンテージの Marantz Model 3250プリアンプ とそのペアになるパワーアンプで、この2つを手に入れたことでレコードを聴く楽しみが完全…

Audirvana Plus 3.xの詳細設定で音質を追い込む

Aurdiruvana Plusとは 今ではmacOS用の高音質再生アプリケーションとしてスタンダードとなったAudirvana。フランス人の Damien Plisson氏によって開発され、2012年ごろまではオープンソース化されていて無償版のAudirvana Freeと機能拡張した商用版が存在し…

Marantzの古いアンプにはウッドケースがよく似合う

気持ちよく音楽を聴かせてくれる Marantz Model 3250 コントロールアンプだが、1977年の発売当時はウッドケースがオプションであった。ウッドケースは単に見栄えだけでなく音質的も良い効果が得られるとよく言われている。 気に入ったアンプだし、せっかくだ…

Marantz Model 3250  - ビンテージアンプの魅力に触れる

もう5年以上使っているプリメインアンプのATOLL IN100seは端正なサウンドでに大きな不満があるわけではないが、古いSHUREのカートリッジでレコードを聴く楽しみを覚えてしまうと、60年代、70年代のロックを聴くには当時のアンプで聴くとどうなるのか、興味が…

SHURE V15 TYPE III - 70年代を代表するビンテージカートリッジ

ココが不思議そうに見ているこの発泡スチロールの中に入っているのは、オーディオユニオンの中古サイトで購入したビンテージのSHUREのカートリッジ、V15 TYPE IIIが入っている。このカートリッジはオリジナルのケースがなかったので、こんな形で送られてきた…