ここずっとアナログばかりに没入していて、久しぶりにMacminiを起動してAudirvanaを再生しようとしたら、4月に大きなバージョンアップがあったことを今頃になって知ることになり、ちょっとした浦島太郎気分。デジタルの世界は変化が速い。
Audirvanaは 3.5になって名称も「Audirvana/Audirvana Plus」から、『Audirvana』に統一。プレーヤーも新しいUIモードに変更(この画面はDark Mode時のもの)。このUIだとiTunesのインテグレーションモードよりもAudirvana単体で利用するのがいいだろう。Audirvanaをフルスクリーンで表示して、Macminiを音楽専用PCとして使うのがよさそう。僕は、Macminiはヘッドレスにして画面共有で他のMacから操作したり、iOS用のAudirvana純正のアプリで操作している。
『Audirvana』そのもの使い勝手はいい。今回から各種設定も全て同じUI上に統合された。詳細設定は「Audrivana」メニューの「Audio Settings…」から行う。細かいパラメーター設定は「UPSAMPLING」の項目に入っている。今回からは「推奨」になった「SoX」を使ってみることにした。
前バージョンと比較視聴したわけではないので、アップデート後のざっくりとした主観的な印象としては、音が太くなって押し出しが強くなった気がする。ロスレスとAACの音質差もよくわかるということは、基本性能が向上しているのかもしれない。
iOS用の再生アプリが、何度つなぎ直してもジャケットのイメージが全部転送されないといった症状が改善しない。こんど時間のあるときに、原因を探ってみよう。